一次面接初心者のための対策2つのポイント

面接

いよいよ面接が始まる!

初めての面接、何をどう準備したら良いのか分からない…。

聞かれそうなことを準備するだけでいいの?

人生初の本格的な面接は緊張しますよね。

アルバイトと違って、生活の中心となる仕事の面接なので
プレッシャーも大きいと思います。

就職活動の面接は、複数回行われることがほとんどです。

面接の段階で、採用側の目的も異なりますので
それぞれのポイントを抑えた上で、準備をすることが大切です。

一次面接は、自分に関する過去のことについて聞かれます。

提出したエントリーシートを元に、より詳しく話せるよう対策しましょう。

一次面接を受ける時期は、やらなければならないことが
同時進行していることが多いですよね。

過去1万人以上の就活生の面接対策をする筆者が見つけた
時間の余裕が十分にない中でもできる面接対策を紹介していきます。

この記事で分かること

  • 一次面接で聞かれる質問内容とその目的
  • 面接対策の4つのポイント
  • 緊張との向き合いかた

結論

  • 自分のキャラ設定
  • エントリーシートの深堀り

一次面接対策は上記の2つをしっかり準備することです。

一次面接は、応募先企業と正式に対面する機会です。

自分はどこのだれか、どんな特徴があるかなど、
基本的な情報を披露するのがこの面接です。

初めての面接でもある一次面接は、緊張度合も大きいため
本来の自分らしさが発揮しにくいことが想定されます。

そのために、自分のキャラ設定が必要となります。

また、一次面接は基本的には、提出したエントリーシートの内容を
詳しく聞かれることが多いため、どこが深掘りされそうかを想定して
質問に対する答えを用意しておきましょう。

一次面接の目的

採用側が見ていることは、あなたの人柄です。

最初の面接となる一次面接では、採用側の目的は
「採用したい人物像の的に合っている応募者を見つけること」です。

もう少し先のことまでお伝えすると、面接の回が進むにつれて
その的が小さくなってきます。

そのため、面接が進むごとにそれぞれの的に命中するよう準備することが必要です。

一次面接では「人物像」を見ます。

そして、その中から「外れている人」を見つけます。

外れている人は、次の面接に進むことができません。

書類選考があって一次面接に招待されている場合
あなたは、企業の求める人物像の的に合っている、
と評価されている証拠ですので自信を持ちましょう。

書類で伝えたあなたの人柄を、今度は面接で体現することです。

どのような内容を、どう話せば伝わるかを検討しましょう。

事前の書類選考がない場合は、より一層、企業の求める人物像を確認し
自身のどのような点がマッチするのかを把握しておきましょう。

4つの面接対策

一次面接の対策は次の4つです。

  1.  キャラ設定
  2.  ESの深掘り
  3.  よくある質問対策
  4.  アウトプット練習

1.キャラ設定

緊張をしていると、本来の自分らしさを発揮することが難しくなります。

そこで、自分自身はどんな人物か、キャラ設定を明確にして面接に臨んでください。

キャラ設定とは「私はこんな人!」を意識してそのように振舞うことです。

キャラを設定したら、エントリーシートの人物像と合致しているか
チェックしてください。

例えば、エントリーシートの自己PRに「チャレンジ精神が強み」と書いてあるのに
集団面接の挙手制の場面で、一番遅く手を挙げるような行動をしたら
書いてあることと行動が伴っていないと判断されてしまいます。

どんな設定にしたら良いのか分からない場合は
「一番好きな自分」を想像してみてください。

あなたが好きな自分を、同じように評価してくれる会社であれば
そこは働きやすい職場であると言えます。

2.ESの深掘り

一次面接は、エントリーシートの内容に沿って行われることが多いです。

そのため、更に詳しく聞かれる部分はどこかを想定して
質問に対する答えを用意しておきましょう。

次の疑問詞が当てはまる部分は深掘りされる可能性があります。

  • なぜ(理由)
  • 例えば/具体的には(事例)
  • 他には(代替例)

「他には」は2種類あります。

そのエピソードの中での代替え例と、エピソード自体の代替え例です。

<例>

『学生時代に力を入れたことは、部活動です。
特に地区大会出場のために尽力しました。
そのために、チーム力と個人の技術力の強化を心がけました。
具体的には・・・・。』

「他に心がけたことはありますか?」
「他に頑張ったエピソードはありますか?」

「他に」は良く使われる質問です。

エントリーシートで書いたエピソード以外にも、いくつか用意しておきましょう。

3.よくある質問対策

一次面接でよく聞かれる質問を10個挙げますので
自分なりの答えを用意しておきましょう。

  • あなたは周りからどんな人だと言われますか(その理由も)
  • 苦手とするタイプはどんな人ですか
  • その人があなたの上司なら、どのように接しますか
  • ストレスを感じる時はどんな時ですか
  • ストレス発散方法を教えてください
  • 周りを巻き込み、何かを成し遂げた経験を教えてください
  • 人生の挫折経験は何ですか
  • 就職活動(企業選び)の軸は何ですか
  • 長所と短所を3つずつ
  • 尊敬する人はどのような人ですか

色々なサイトで、新卒の面接質問集などが検索できますので
これ以外でも用意しておきたい方は確認しておきましょう。

4.アウトプット練習

答える内容を準備しても、頭で考えているだけでは本番は上手くいきません。

実際の面接を想定して、話す練習をしましょう。

大学のキャリアセンターを利用できる方は
何度か模擬面接をしてもらうと良いです。

また、一人でもできる方法として、動画撮影があります。

Web面接対策であれば、実際にZoomなどを利用して練習ができます。

自分自身でZoomミーティングを開き、話している姿を録画してください。

携帯電話のカメラ機能を利用し、動画撮影をしても良いと思います。

録画したものを再生しながら、気になったポイントを箇条書きにして
それらの改善を意識しながら、納得がいくまで録画練習をします。

そうすることで、本番自分がどの程度、何を意識すれば良いのかの
さじ加減が分かるようになります。

まとめ

面接は、想定外の質問もあるため、とても緊張すると思います。

でも、その緊張は悪いものではありません。

面接官にとっては、あなたの緊張は一生懸命さに伝わりますし
緊張しているということは、志望度が高いと思ってもらえます。

緊張しないように努力するのではなく、緊張の中でも
想いが伝わるように努力をしましょう。

また、面接はぜひ、仕事モードで臨んでください。

面接官は仕事モードであなたと会いますし
面接のやり取りを通して、その会社で働く姿を想像しているからです。

アルバイトの接客と同じスタンスで臨みましょう。

接客中のお客様から質問があったとき、どのように対応しますか?

きっと、分からないことや答えにくいことがあっても
パニックにならず、笑顔で相手に伝わるよう接客しますよね。

一次面接は人柄を伝えることが目的です。

エントリーシートに興味を持っていただいた面接官に
ぜひあなたの良さを伝えられるよう、しっかり準備をしていきましょう。

就職活動は社会人になるためのトレーニングです。

今日は今日のベストを尽くしましょう!

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