エントリーシートのそれぞれの項目ってどう書けば良いの?
ありのままを簡潔に書くだけでいいのか不安。
そんなふうにモヤっと考えている方が、少しでもスッキリしていただけるよう解説していきます。
今回は、それぞれの設題に対して一つずつ解説をしています。
ご自身が必要な部分から参考にしてください。
この記事はこんな人向け
- 自己PRとガクチカ以外の項目をどう書けば良いのか分からない
- エントリーシートをいざ書こうとしたけど筆が進まない
- 自分の書いた内容に自信がない
学業について
あなたの本業についての説明です。
できれば卒業論文についての概略を書けると良いですが、まだ卒論に取り掛かっていない方は、ゼミ活動や特に印象に残った授業について書くと良いです。
ここでのポイントは、誰にでも分かりやすく、興味をもってもらえることです。
例えば、あなたのゼミに入学を検討している高校生が見学に来た時にどう説明するかを考えてみてください。
そしてあなたの説明を聞いて、その高校生が、
「へ~面白そう!私も先輩のいるゼミに入りたいです!」
と言ってもらえるためには、何をどうアピールしたら良いですか?
自己PR、学生時代に力を入れたこと
別記事に詳しく取り上げていますので、そちらをご覧ください。
趣味・特技
ここ、侮れませんよ。
面接時に趣味特技欄を質問してもらえたら、こっちのものです。
自分の好きなことや得意なことを聞いてもらえるのであれば、盛り上がること間違いなしです。
面接の緊張もほぐれるはずです。
趣味は好きなことです。
例えば、時間があればそれをしていることや、時間を忘れて没頭できることなど。
思い当たらなければ、あなたが一番時間やお金を使っていることなどが趣味にあたるかもしれません。
特技は得意なことです。
人よりも秀でていることですが、これはすごいことでなくてもOKです。
例えば、「体が柔らかい」「〇〇線の駅名を全部言える」「難しい漢字が書ける」など。
また、自分では当たり前と思っていることでも、第三者にとっては秀でていることも意外と多いです。
なかなか見当たらない方は、周りの人に聞いてみることをお勧めします。
書く際はただ項目を羅列するのではなく、相手が興味をもってもらえそうなちょっとしたコメントを追加すると良いです。
× 趣味:食べ歩き(週末にはカフェ巡りをしています)
〇 趣味:食べ歩き(47都道府県のマイベストがあります)
× 特技:柔軟(毎晩ストレッチをしています)
〇 特技:180度開脚(いつでも披露できるようパンツスタイルを心がけています)
資格・免許
書き方としては以下のとおりです。
資格の正式名称(取得年月)
ここからは、比較的たくさん資格などを持っている場合と、持っていない場合に分けて解説していきます。
資格・免許が多い場合
数の多さがアピール材料になるわけではありません。
応募先企業や、自身のバックグラウンドとあまり関係のない資格が多いと、「何がしたいか分からない人」になってしまいます。
取得からかなり時間が経っているものや、関連性の薄い資格は省略してもOKです。
また、語学系の資格は、取得から2年以内のものが有効だと言われています。
英検やTOEICなどは、応募書類提出時から2年以内のものを記載するようにしましょう。
資格・免許が少ない場合
少ない、ないからと言って不利になることはありません。
もし卒業までに取ろうとしているものがあれば、それを書くこともありです。
その場合は以下のように書くようにしましょう。
資格の正式名称(〇年〇月取得予定)
もしくは、
資格の正式名称取得に向けて勉強中
応募先の企業によって、有利になるような資格があれば、このようにアピールしておくことは可能です。
(もちろん、実際に資格が取れるように頑張ることは言うまでもないですが)
「今ある資格を活かしたいから御社に入りたい」よりも「御社の仕事でこの資格が必要になるだろうから入社までに取得する」のほうが、採用側としては魅力的ですよね。
まとめ
今回はあまり注目されにくい、エントリーシートの項目について、一つずつ解説していきました。
特に趣味・特技欄は、工夫を凝らすことによって、あなたの個性が表れるところです。
書くスペースが少ないからこそ、表現力や個性の差ができます。
このようなささやかな部分でさえも、手を抜かずしっかり書けている人は
仕事においても、物事の大小に関わらず丁寧に取り組める人だと判断できます。
また、志望動機以外は応募先企業によって内容を全て変えることは少ないからこそ
最初にしっかり作りこんでおけば、その分他のところへエネルギーを向けることもできます。
まずは自分の書きやすい部分から、エントリーシートに取り掛かっていきましょう。
就職活動は社会人になるためのトレーニングです。
今日は今日のベストを尽くしましょう!
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