突破できる集団面接の3つのポイント

面接

他の学生と一緒に面接なんて、緊張する!

個人面接と違うコツとかあるの?

面接官は何を見ているの?

書類選考が通過し、初めての面接が集団面接、という方も多いのではないでしょうか。

「対面・オンラインとも、自分が話していない時にどうしたら良いのか分からない」
という相談も多いのが、この集団面接です。

今回は、面接初期に経験することが多い、集団面接について
抑えておきたいポイントを詳しく解説していきます。

この記事はこんな人向け

  • 初めての集団面接が間近にある
  • 個人面接より集団面接が苦手
  • 受け答え以外で改善できるポイントが知りたい

結論

一言で返答し、1分で話し終える」

「話す姿勢と同様、聞いている姿勢もぬかりなく」

集団面接は、複数の学生が同じ時間を共有し、面接を受けます。

そのため、1つの質問に対して、長々と話してしまうと
他の参加者の時間を奪うことになります。

そのような態度は、情況把握力が低いと判断されてしまいます。

また、集団面接は、他の学生と比べられて評価される特徴があります。

参加者の中で、一番を目指していくことが必要です。

集団面接は個人面接と違い、自分が話していない時間もあります。

しかし、その時にも面接官は態度を見ています。

自分の番でないからと言って油断は禁物です。

他の学生が話しているときは、積極的に聞く姿勢を意識しましょう。

面接官は何を見ているのか

集団面接では、複数の学生がいます。

そのため、面接官は参加者を比較しながら評価する傾向にあります。

質問に対する受け答えは、誰が一番明瞭か
主体性や明るさが突出しているのは誰か
話していない時の態度はどうか、など。

また、自分自身が回答する場面以外でも、態度や反応などを見られています。

自分の順番まで、質問に対する答えを考えることに必死になってしまい
他学生の話を聞いていない、ということがないようにしましょう。

他には、集団の中で、どのような行動を取るのかを判断していることもあります。

例えば、質問に対して挙手制で答えさせる方法です。

これは「積極性」を見ています。

このような方法の面接で真っ先に手を挙げる学生は
積極性や主体性という部分を評価されます。

自己PRに上記のような強みをアピールしている方は
言動を一致させるためにも心がけてください。

集団面接は、一人当たりの受け答えの時間は短いため
簡潔に答えられるかを見ています。

面接の準備や対策ができていない場合は、話しにまとまりがなく
返答する時間が長くなりがちです。

自分の質問に対する回答を話す際にかかる時間が
1分30秒以上である場合は要注意です。

どの程度話すと1分30秒以上かかるのか
事前に自身の話すスピードを確認しておくと良いでしょう。

集団面接の特徴

受験者が複数いる集団面接の特徴は、他者に影響される点があります。

良い影響を受ける場合はラッキーですが、悪い影響を受けると
本来の力が発揮できず残念な結果になる可能性があります。

それを回避するためにも、常に自分らしさや軸からブレないようにしましょう。

具体的な例を挙げます。

・質問の的から外れた回答をして、それが伝播する。

 「挫折敗経験」を聞かれたのに、1番目の回答者が「困難を乗り越えた経験」を
話しており、それに便乗して自分も乗り越えた経験を話してしまう。

「1分程度で簡潔に」と言われていたのに、他の学生が長々と
2分以上かけて話していたので、自分もたくさん話してしまう。

この対処法は、少しでも違和感を感じたことや
質問の意図が分からないことがあれば、なんとなくで答えず
答える前に面接官に確認
して誠意を示しましょう。

例)「挫折経験をお話すればよろしいでしょうか?」
  「1分程度でお話すればよろしいでしょうか?」

マイナスの態度が伝播する。

 他の学生の声が小さく聞き取りづらい話し方だった。
 その学生につられて、ハキハキ話すことに注力しなかった。

この対処法は、集団面接であっても、常に個人面接だと意識することです。

集団面接は大勢の態度や反応に同調しがちになります。

もちろん、良い影響であるならば大いに活用すべきです。

しかし、普段から出来ることに対して他の学生がしないから
「しなくてもいいか」と思わないようにしましょう。

例えば、挨拶やお辞儀などがそれにあたります。

周りに同調せず、自分のベストを発揮しましょう。

受け答えのポイント

  • 答する長さは1分〜1分30秒以内
  • 出だしは簡潔な結論を述べる
  • 「以上です」で締めくくる

集団面接は、あなた一人の時間ではありません。

回答する時間が長ければ長いほど、他の人の時間を奪うことになります。

また、話す内容と同様に話し方や態度も評価されます。

面接官がどこで関心を持つか分からないため
色々な情報を加えて話したほうが良いのではないかと思いがちですが
それは逆効果になります

たくさんのことを話しても、記憶に残りません。

面接官には「話にまとまりがない人」や「準備不足」などの印象を与えます。

会話において、違和感なく一方的に話を聞けるのは1分程度と言われています。

面接の準備をする際は、実際に話して、適切な長さかチェックしましょう。

簡潔な返答を印象づける重要なポイントは、結論から述べているかどうかです。

背景やきっかけから話し始めると、緊張のあまり質問は何だったのか
自分は何を話そうとしていたのか、見失うことがあります。

面接官が聞きたいことを先に提示する話し方は
相手への配慮にもなり、聞き手は好印象を受けます。

簡潔な結論とは、一言で話せる回答です。

文章に書き起こすと一行で収まる程度の量を想定してください。

そして話し終えたら、「以上です。」で締めくくるようにします。

これは、面接官および次の回答者への配慮です。

このポイントを抑えた回答例を挙げます。

「自己PRをどうぞ」

「はい。私の強みは行動力です。
大学のゼミ活動では・・・・。このように・・・・。
以上です。」

まとめ

集団面接は初期の段階(一次面接)で導入されることが多いです。

多くの企業では、一つの質問に対して参加学生が順番に答えていく形式ですが
中には、一人に対して全ての質疑応答が終わったら、次の学生の順番になる、
という形式を取る企業もあります。

いずれにしても、その参加者の中で一番の評価をしていただけることが狙いです。

集団面接の特徴とポイントを抑えて、事前準備に取り組みましょう。

就職活動は社会人になるためのトレーニングです。

今日は今日のベストを尽くしましょう!

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